発送予定:2026年6月20日 〜 2026年7月10日
※この商品の販売期間は2026年5月15日 18:00 ~ 2026年5月31日 23:59です。
▼△STORY▲▽
インド、グジャラート州。
広大なインドの中でも外国人観光客が訪れる数が最も少ない州で、インド西側パキスタンとの国境沿いに位置しています。
この辺境の地域には、現在も多数の原住民族が生活しており、その土地に根付く歴史あるクラフト文化が現存しています。
グジャラートを代表するクラフトは広大な砂漠に位置するカッチ地方に集中しています。
手刺繍やパッチワークなどのキルト、小さな鏡を装飾したミラーワーク、アジュラックプリントと呼ばれる木版を用いた自然染色、カラコットンや羊毛を手織りしたカディと呼ばれるインドの伝統布、バンダニと呼ばれる非常に細かい絞り染め、カラコットンの生産など、人の手で時間をかけ守られてきた伝統ある手仕事の技術とそれぞれの歴史が存在します。
そして、その唯一無二の美しいプロダクトに世界中のデザイナーやブランドが魅力され、彼らの技術を求めてカッチに訪れています。
わたしはカッチ地方に滞在した際、それぞれのクラフトを学びに回りました。
手刺繍やパッチワーク、ミラーワークなどの針仕事の技術は、メグワル族・ムトワ族・ラバリ族・アヒール族・ジャット族などカッチの原住民族が住む村に訪れ、実際に彼女たちから刺繍やパッチワークの技術を見せてもらいました。
ブンガと呼ばれる円形の土壁と茅葺き屋根に暮らす彼女たちの佇まいはまさに「伝統的な民族衣装」と表現される色鮮やかな刺繍とミラーワーク装飾を全身に纏っており、それは決して見せるための衣装ではなく、彼女たちの砂漠での遊牧民である歴史と文化の日常を反映したアイデンティティそのものです。
刺繍やパッチワークはそれぞれの民族が遥か昔から家庭の中で培ってきた技術であり、もともと商業的な意図ではなく家族の健康と反映を祈り母から子へ、出産や結婚などのお祝いの品として代々受け継がれてきた母親たちの技術です。
彼女たちは、文字を書くことを教わる前に針の使い方を学ぶそうです。実際、Dhordo村で出会ったムトワ族の9歳の女の子は、すでに立派な刺繍を仕上げていました。
そして、メグワル族・ムトワ族・ラバリ族・アヒール族・ジャット族などコミュニティによって、刺繍やパッチワークの縫い方や特徴が異なります。
辺境に存在する美しく繊細な刺繍文化は、彼らの過酷な砂漠での生活環境から得た大自然の中で生まれる特有の色彩感覚、コミュニティを象徴する重要なアイデンティティとして誇らしく輝いていました。
わたしはカッチで出会った彼女たちとの貴重な時間と想いを胸に、原住民族による刺繍文化をこれから学んで大切に引き継いでいきたいです。
▼△POINT ▲▽
グジャラート州のカッチ地方で出逢った原住民の伝統技術をMOMENT.らしく現代的に変換したオリジナルシャツ。
カッチ地方の原住民ラバリ族が着用するラバリジャケットからインスパイアを受けたフレアシルエットに、カッチの原住民の象徴であるミラーワークが施されたMOMENT.オリジナルデザインです。
三角、四角、丸のランダムなミラーワーク刺繍がポイントで、フロントの左右には太陽と月のモチーフが太いチェーンステッチのアリ刺繍で描かれています。
胸下切替のフレアシルエットと首の詰まった襟元、バックにはMOMENT.のロゴが手刺繍されており、アーバンとモダンを融合した雰囲気に仕上げました。
ホワイトはオーガニックコットンの柔らかな質感、ブラックは程よいハリ感のあるコットン製のシャツ仕立てで、すべての工程をインドのグジャラートで女性の縫製により制作されています。
シーズンレスで活躍するので、パンツにもスカートにも幅広いスタイリングに合わせやすいデザインです。
受注生産でのみ承ります。
SIZE:
MATERIAL:コットン
※ハンドメイド品のため縫製の歪みなどがある場合がございます
※ サイズは若干の誤差が生じる場合がございます
【ミラーワークのお手入れ方法】
装飾のダメージを防ぐため、漂白剤を使わず中性洗剤での手洗いを推奨します
布を傷めないよう強く絞らず短時間で脱水し、形を整えて風通しの良い場所で陰干しをおすすめいたします
濃い色目の布は、摩擦・雨や汗などで色落ちや色移りをする可能性がございます
淡色の衣類やバッグ、家具とともにご利用される際はご注意ください
What is Mirror work?
布に小さな鏡の断片を糸で縫い付け装飾する、伝統的な手工芸の装飾技法。
古くはペルシアを起源とし、イランからパキスタン、アフガニスタン、インド、インドネシアへ伝わったとされ、このルートは”鏡の道”と呼ばれる。
鏡は水と太陽の象徴であり、グジャラートやラジャスタンの砂漠に暮らす民族の間では悪を反射し吸収するものと考えられていたため、魔除けや邪視除けとして衣服などに好んでつけられるようになった。
インドには刺繍を得意とするさまざまな民族が暮らしており、それぞれが特徴のあるデザインを生み出している。
機械化が進む一方で、手作業ならではの温かみが世界的に評価されデザイン性の高さからファッションへのニーズも高まり、職人たちによって次世代に継承されている。
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