▼△STORY▲▽
インドとパキスタンの国境に位置する、グジャラート州・ラジャスタン州・シンド州に広がる砂漠地帯に住む遊牧民ジプシーの女性による美しいキルトワーク。
テキスタイル大国であるインドには、その土地や民族、コミュニティによってさまざまな刺繍文化を確立してきました。
その中でも、ジプシーによるアップリケラリーキルトは、こんなデザインのキルトがインドにあったんだ!と初めて見つけた時は思わず興奮してしまった程、カンタキルトやスザニ刺繍とは異なる印象でアメリカンパッチワークにも似たミッドセンチュリーな雰囲気を持っています。
メグワル族やバンジャラ族、ラバリ族によるジプシーの手刺繍によるラリーキルトは、村のコミュニティごとに刺繍の技法や特徴が異なり、三角形や幾何学、花や動物をモチーフにして、ジプシーならではの大胆な感性と精巧な技術を母から娘へと何世紀も歴史を繋いできました。
精密なアップリケの図柄を完成させるには数ヶ月かかるそうです。
しかも今回出逢えたものは、約100年前のとても貴重なヴィンテージ品。
彼らの精密で繊細な唯一無二のアートワークに世界中のコレクターが収集しており、コレクターを通して各国の美術館やアートセンターへ貯蔵されています。
その中でここまで状態がよくデザイン性のあるヴィンテージを手にできたのは非常に稀なバイイングでした。
アップリケラリーキルトは、装飾としての図柄の美しさが最大の魅力です。
インテリアを彩るアートピースとして壁に飾るのがおすすめですが、本来のジプシーたちの用途のようにベッドやソファのカバー、ラグ、ブランケット、カーテンやテーブルクロスとして実用的に活躍します。
また、衣類や小物へのアップサイクルなど唯一無二の創作にも最適です。
MOMENT.を通して、ジプシーの美しくユニークなアートを受け取ってください。
▼△POINT ▲▽
約100年前のアップリケラリーキルト。
三角形や四角形を組み合わせた幾何学模様が大胆な色彩で表現され、緻密で繊細なステッチングとサイケデリックな配色が唯一無二のデザインです。
モードでエッジの効いた配色がポストモダンな雰囲気にもマッチし、幅広いインテリアに馴染みます。
パッチワークの一部には、花や葉の小さな刺繍がポイントになっており、制作者のこだわりを感じます。
裏面はブルーの花柄生地で、経年劣化の擦れによるダメージが一部見受けられますが、ヴィンテージらしい温かみを持ち合わせています。
このデザインをハンドステッチで仕上げるのに費やした時間を思うと、その歴史と、大切に今の時代まで守られてきた重みを感じます。
SIZE:130㎝×190㎝
MATERIAL:コットン
厚み:中厚地
※ハンドメイドかつヴィンテージ品のため、
縫製の歪み、糸のほつれ、しみ、表面の擦れなどがある場合がございます
※ヴィンテージ特有の質感や匂いなど気になる方はご購入をお控えください
※ サイズは若干の誤差が生じる場合がございます
【キルトのお手入れ方法】
生地のダメージを防ぐため、洗濯機を使用する場合はドライor手洗いコースで、漂白剤を使わず中性洗剤での単独洗いを推奨します
布を傷めないよう強く絞らず短時間で脱水し、形を整えて風通しの良い場所で陰干しをおすすめいたします
濃い色目の布は、摩擦・雨や汗などで色落ちや色移りをする可能性がございます
淡色の衣類やバッグ、家具とともにご利用される際はご注意ください
What is Applique ralli quilt?
ラリーキルトとは、パキスタンとの国境に隣接するインド西部やシンド地方で生まれたインダス文明の時代から続いている、砂漠の遊牧民が作るアップリケや刺繍を施した伝統的なキルト布。
地元の方言で掛け布団を意味する「Ralanna」という単語が訛り、ラッリーと呼ばれるようになったのが語源と言われる。
家庭の古布をリサイクルし、結婚の贈呈品や出産のお祝いとして財産的な役割を担いながら発展してきた。
花・動物・幾何学模様や三角形のモチーフが用いられた複雑なデザインは数ヶ月の時を経て完成する大作。
布の宝石と呼ばれマハラジャたちをも虜にしたラリーキルト。現在では世界中の人々とその美しさを共有している。
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